こんにちは。
やさしくてオシャレなイラストを描いております、イラストレーターのレミイ華月です。
2018年に結婚するまで丸3年営業職をしてました。
中でも特にキツい
・ノルマ有
・主に新規開拓
・飛び込み営業(法人)
をしていたのですが…
今日は大多数の人が経験した事がないであろう、この経験について書きます。
営業で悩んでいる方のヒントになるよう、客観性を心がけたので良かったら見ていって下さい。
※↓入社1年目の話です。2年目以降は確率も上がっています
数をこなす意味
金融系の法人営業でした。
詳細はご想像にお任せします。
さて、なぜ飛び込み営業をするのか?
圧倒的なレッドオーシャンかつお客様が進んで欲しがるような商品では無い為です。
入社して上司に『1ヶ月に100社を月2回まわろうか』と笑顔で言われました。
営業日は月に大体23日前後、200回訪問するとして単純計算で1日10社弱。
※実際は研修やアポの日も有、1日20社弱が目標でした
とにかく心を無にして、数にこだわって、毎月何とか達成していました。
数をこなす意味は…
・行動力をつける ・経験値を沢山積む ・試行回数を増やして確率を上げる ・一社にこだわりすぎないようになれる
数をこなす事でわかる事
最初は上司に言われるまま、がんばっていたのですがやはり辛い…
しかし入社して3ヶ月位ほどで、なぜ数をこなすように言われるのかわかってきたのです。
・確率が体感でわかってくる (100社行ったら社内へ入れてくれるのが10社、アポが取れるのは1社など) ・担当地域の会社の雰囲気がわかってくる (ホームページ等の情報ではわからない生の情報を知れる) ・自社やライバル会社の立ち位置がわかってくる (お客様の態度で自社の好感度や雑談でライバル会社の話が出る)
やり続けたらどうなったのか?
数をこなし、わかってきた事を元に
仮説→行動→結果を見て又仮説を立てる…いわゆるPDCAサイクルを回しました。
するとコツコツ行動してきた事が形になり
・定期訪問を許して下さった会社多数 ・従業員や役員(社長含)と顔馴染みになれた会社多数 ・時々アポも取れるようになり、1年目から契約も取れた ・飛び込み訪問の限界を知り、他の手段も考える様になる (地域の行事や会合への参加、電話、メール、チラシのポスティング等、考えうる手段を色々と)
まとめ
飛び込み訪問や数をこなす営業はとにかく辛いです。
特に入社当初は知識もほぼ無く、運良く話を聞いてもらえてもガッカリされる可能性大。
辛いし数だけこなして意味あるのかな?
当然思いました。罵声をあびる日もあり何度も心折れそうになりました。
でも今だからわかるのですが、やはり経験にまさる知識なし!です。
いきなり行っても話なんか聞くワケないでしょ?と思っても案外聞いてもらえたりする。
そしてチャンスはそう訪れるモノでなく、数少ないチャンスに120%発揮出来るよう普段から準備する事が大切でした。
アポ99回断られても腐らずに1回OK貰えた時に備える!
意外と行動を見ていてくれる人はいます。
半年~1年真面目に行動していると、お客様や上司も評価してくれ味方になってくれました。
ーーーーーーーーーーーーーー
イラストレーターとして開業後もこの経験はとても役に立ちました。
商材は変わってもやる事は一緒です。
1年目に下手くそな絵の寄せ集めでポートフォリオを作ってから今日まで…
恐らく100社以上にアプローチしてきました。
1年目は数をこなしても全く手応えがなく、絵柄に需要が無い事を知れました。
そんなこんなで今はお仕事をいただけるようになり、数の大切さを改めて知る今日この頃です。
その他の営業職時代の記事はこちら↓
人見知り営業の雑談術
ーーーーーーーーーーーーーー
このブログでは、イラストレーターとして活動する中で知った役立つ情報や、感じた事などもUPしています。
更新情報はTwitterにておしらせしていますので、ぜひぜひフォローして下さいね。
またお会い出来たらうれしいです!