イラストレーターのレミイ華月です。
またもや近況報告で恐縮ですが、またとない機会なので記録に残しておきたく書き留めてみました。
現在妊娠中期の7ヶ月。1月出産予定。
35歳で結婚、40歳で妊娠しました。
子どもは『何がなんでも欲しい!』という訳ではなく、むしろ私のような人間(毒父持ち)が親になる想像はつきませんでした。
ただ夫の事は大好きなので、何もチャレンジをしなければ後悔するかも…。と38歳から不妊治療を開始し幸運にも授かる事が出来ました。
結婚後すぐイラストレーターとして開業。
ようやく事業が軌道に乗ったかな?という所での妊娠は歯痒くもありますが、子どもはリミットがある事なので産後また頑張って行きたいと思います!
さて、私の友人は独身や子どもを持たない選択をした方が多く、親族も子どもは全くいません。
また高齢での不妊治療は成功率が高いとも言えず、妊娠を前提の情報収集は叶わなかった場合のショックが大きいと判断し行いませんでした。
そんなワケで私の妊娠生活は情報0からスタート。
一番の懸念はつわり(嘔吐)がキツかったらどうしよう…。でした。
しかし実際に体験してみると、妊娠生活は最初からずっとキツい!という衝撃の事実が待っていました笑
つわりの誤解
つわり=嘔吐、食べられる物が減る、匂いに敏感になる、16週頃おさまる。こんなイメージでした。
実際はつわりには様々種類があり私のタイプは以下でした。
・起床時間の半分以上吐き気(吐くまでは至らずハタから見るとそんな辛そうに見えない) ・食欲0で食べる事が苦痛(日によって受け付ける食べ物が違う。トマトは高確率で食べられる為トマトを含む食品ばかり食べる) ・全身の倦怠感(コロナの治りたてのような…体力0とにかく何かするのが辛い、眠れる時は寝てしまうのがラク) ・倦怠感で横になっている際、読書や調べ物など負荷のかかる活動は出来ない。SNSを眺めたり動画を見る事がギリ出来る
つわりが明ける
私は平均的な妊婦だったようで16週にはつわり症状が多少マシに。
なので、調子の良い日は積み上がった生活関連のタスクを消化しはじめ、母子手帳を読み記入し安産祈願に行き行政から貰った書類の山を全て読み整理。
しかし普通に食べられて、それなりに活動出来るようになったのは20週位。
約2ヶ月以上死んだように暮らしていたことになります。
※イラスト仕事もいただいていたので動ける時はお仕事全振りで家事はホボできませんでした(夫の助けに感謝)
そんなこんなでやっと動けるようになった!と思ったのが20週。もう妊娠6ヶ月!?
妊婦生活も折り返しを迎える中、あわてて様々な情報収集や必要な買い物などを開始。
今に至ります。
辛いのはつわりだけじゃなかった
妊娠5ヶ月位からお腹がドンドンふくらみはじめるワケですが、これが思ったより大分キツい!
女性の生理しかり妊娠関連は人体に自然に備わっている機能なのに、なんでこのシステムなの?人体のバグでは?と思う事が多いです。
お腹が大きくなるのは自然な事なので体は順応するのかな?と思ってました。
実際は中と外の息が合っていないのか、先に中が成長し皮膚が伸びてなくて突っ張って辛いとか、増量したお腹分にバランス感覚が追いつかず歩行はフラフラ、重さですぐ疲れてしまう。
又お腹に力を入れてはダメなので腹筋は一切使えず、お腹が邪魔でしゃがむのも大変(家事がしにくい)日々大きくなる赤ちゃんと子宮に内臓は圧迫され、尿意を感じる瞬間は妊娠前の5倍(私比較です笑)
現代人は昔より身体が弱い(昔は不便だったり農作業がある故、身体能力は高い?)のも辛い原因の1つなのかな?
安定期にマタニティピラティスをはじめてから、身体を動かす事は少し楽になったので思いました。
そしてお腹の張り…これは疲れ、ストレスなど様々原因があるようですが、張った時は横になって身体を休めないと流産や早産になる可能性があるとの事。
わりと初期から張る頻度が多く、思うように活動できないのもストレスでした。
これから更に大きく張りやすくなるお腹に戦々恐々としています。
妊娠後期を迎えるにあたり
辛い話ばかりしてしまいましたが、出産後の生活は今からとても楽しみです。
夫の人間性が大好きで、きっと良い父になるだろうし家事も上手なので!
上手くいく保証は無いけれど、新しい家族が加わってどんな人生になっていくのか…未知数故のワクワク感は感じています。
今一番気になるのは、やはり出産の痛み(恐怖!)と産後ズタボロの身体で子育てできるのだろうか?という不安です。
3ヶ月ほど無理は極力慎み(産後は方々に沢山頼ろうと準備中です)その後様子を見つつ復帰したいと思っています。
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一個人のただの妊娠生活をここまでお読み下さった優しい皆さま本当にありがとうございます!
今の所経過も順調で絵を描く分には何の支障もありませんので、11月一杯まではお仕事可能です。ご縁がありましたら、ぜひよろしくお願いいたします。
レミイ華月